琵琶湖ホテルで「百人一首カクテル」~女性歌人の夜長~秋の夜長にふさわしい紫式部や清少納言のカクテル!

琵琶湖ホテルでは10月1日〜12月31日まで「百人一首カクテル」~女性歌人の夜長~を提供します。
昨年9月に開始した「百人一首カクテル」今回は秋の夜長にふさわしい、女性の切ない感情を詠んだ3首を取り上げ、奥深く幅広い百人一首の世界をカクテルに投影。
夜半の月や夜のはかりなど女性の切ない感情を詠んだ3首のカクテル
大津京遷都1350年を記念して昨年9月に開始した「百人一首カクテル」は、今年9月で1周年を迎えました。このカクテルが多数の若い女性のお客様に好評を得ていることから、今回は女性歌人を集めた「百人一首カクテル」を提供します。
また秋の夜長にふさわしい、女性の切ない感情を詠んだ3首を取り上げ、奥深く幅広い百人一首の世界をカクテルに投影。
■「百人一首カクテル」~女性歌人の夜長~ メニュー
(1) 久しき夜 ¥1,400-
「嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る」
【歌番号53 右大将道綱母】
右大将道綱母(藤原道綱母)が、浮気性である夫の藤原兼家を待ち続けた歌を表現。深まった暗い夜をイメージするブルーの部分は、すみれとマスカットのリキュールを使用したゼリーで仕上げ、マスカットの実の食感がアクセントに。
さらに下層部のカンパリとグレープフルーツのリキュールで凍らせたシャーベットは時間の経過と共に溶け出し、まるで長い孤独な夜を嘆く複雑な心情を表すように、グラスの中で3層が色鮮やかに織りなすグラデーションを描きます。
(2) 夜半の月 ¥1,500-
「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな」
【歌番号57 紫式部】
紫式部が幼友達と再会し、積もる話もできずに去られてしまった寂しさを詠んだ歌を、すもものリキュールとブランデーで作る甘酸っぱいカクテルで“哀愁”と“懐かしさ”を表現しました。ダイナミックに真空調理したりんごのガーニッシュと桃を使用した白いエスプーマは、雲間にさっと隠れてしまう“夜半の月”を描いています。
(3) 夜のはかり ¥1,500-
「夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ」
【歌番号62 清少納言】
清少納言と藤原行成との逢瀬について、本当は深夜に帰ったにもかかわらず、“夜明け”に帰ったと嘘をついた藤原氏。その嘘をついた藤原氏に対し、真実は“深夜”に帰ったのでしょう…と皮肉を込めておくった歌。
“夜明け”は、オレンジのモクテル(ノンアルコール)と果肉でイメージし、デザート感覚で食べられるので、お酒が苦手な人にもおすすめです。
また、“深夜”をイメージしたすみれのリキュールをベースとしたカクテルは、下部にりんごリキュールと洋ナシのシロップを忍ばせ、少しずつ混ぜていくと夜明けに近づいていく様子もたのしめます。
■「百人一首カクテルフェア」 過去の人気メニューから復刻して登場
(4) 花の憂い ¥1,400
「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」
【歌番号9 小野小町】
ハーブティーをベースに、エルダーフラワーのシロップで甘みを加えたノンアルコールカクテルです。絶世の美女と言われた小野小町の美しさを、グラスに浮かぶ色彩豊かな花々で表し、ふいに感じた時の移ろいと共に美貌への自信を思い出させる一杯です。
案内図 琵琶湖ホテル 「バー ベルラーゴ」
[map]滋賀県大津市浜町2-40[/map]
店名 | 琵琶湖ホテル 「バー ベルラーゴ」 |
公式HP | https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/restaurant_menu/bar_hyakunin_issyu5/ |
住所 | 滋賀県大津市浜町2-40 |
期間 | 10月1日~12月31日 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
電話番号 | 077-524-1225 |