【実食レポ】映画「ポトフ 美食家と料理人」登場料理をピエール・ガニェールで!ANAインターコンチネンタル
ANAインターコンチネンタルホテル東京(ANA InterContinental Tokyo)の36階にある、三つ星シェフとして名高い美食の巨匠ピエール・ガニェール氏がプロデュースするレストラン「ピエール・ガニェール」では、ガニェール氏が料理監修を務めたフランス映画『ポトフ 美食家と料理人』の日本公開を記念し、2024年2月29日(木)までの期間限定で、映画に登場する料理を「ピエール・ガニェール」ならではの表現でフルコースにアレンジした「ムニュ・ドダン(Menu Dodin)」を提供中!
『ポトフ 美食家と料理人』は19世紀末のフランスを舞台に、料理への情熱で強く結ばれた美食家ドダンと天才料理人ウージェニーの愛と人生を描いた物語。
料理監修として参画したピエール・ガニェール氏は、映画のような美食を体験できる企画として、全5品の特別コース「ムニュ・ドダン」を用意!
今回のコース料理は、パリ店でも提供している記念メニューとほぼ同様の内容で、4種類のアミューズブーシュにはじまり、ヴォル・オ・ヴァン(パイ生地で蓋付きの器を作り、中に詰め物を入れた料理)や、牛乳の中でゆっくりとポッシェ(火入れ)するヒラメなど、いずれも映画に登場するクラシックなフランス料理が続きます。
はらぺこニュースは特別コースを実食取材してきたので、体験レポートを綴ります。
是非参考に!
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開催情報
プラン名
映画『ポトフ 美食家と料理人』公開記念特別コース
「ムニュ・ドダン(Menu Dodin)」
店舗名
Pierre Gagnaire
ピエール・ガニェール(36FL.)
開催期間
2024年1月6日(土)~2月29日(木)
※月曜・火曜を除く。
提供時間
ランチ 12:00~15:30(13:30 L.O.)
ディナー 18:00~23:00(20:00 L.O.)
価格
1名37,290円(税・サービス料込み)
※ヴォル・オ・ヴァンという名の1品を除いた「ムニュ・ポーリーヌ(Menu Pauline)」も1名31,075円(税・サービス料込み)にて用意。
メニュー
アミューズ ブーシュ・ホタテ貝・レタスのブレゼ・菊芋のロワイヤル・真牡蠣 赤ビーツ 熟成コンテチーズ
ヴォル・オ・ヴァンリ・ド・ヴォー 鶏のムース ラングスティーヌ 烏賊 シイタケ
ミルクの中でポッシェしバターでローストしたヒラメ
ジュ・ヴェール 生ハムのクリスティアン
ドダンのポトフ(3皿)・仔牛のすね肉 牛頬肉 鴨肉 牛骨髄 冬野菜 ジャガ芋とバターで仕上げたポトフのブイヨン・コンソメのジュレ ピュイ産緑レンズ豆と大根・牛骨髄とパン・ド・カンパーニュ
ノルウェー風オムレツ(デザート)
小菓子
コーヒーまたは紅茶
実食レポート
ここからは、いよいよ実食レポート!
オープンから14年連続で「ミシュランガイド東京」にて二つ星を獲得している「ピエール・ガニェール」。
ANAインターコンチネンタルホテル東京の「ピエール・ガニェール」では2月末までの期間限定で、映画『ポトフ 美食家と料理人』公開記念として、100年前の極上メニューが体験できる特別コース「ムニュ・ドダン」を提供しています。
今回は、東京タワーが見える個室にて特別コースの取材をさせていただきました。
席に着くと、コースがスタートする前のおつまみとして、可愛らしいプチサイズの温かいコロッケやサーモンの入ったシューなど、4種類のひとくちサイズの料理が盛り付けられた木のプレートが登場!
パンは、ブリオッシュや弾力のあるパンドカンパーニュに、ドライフルーツとナッツがたっぷり入ったものまで3種類用意され、ブランドロゴマークが描かれた有塩バターをつけていただきます。
アミューズ ブーシュは、4皿に分かれて運ばれてきました。
最初に食したのは、ライムの香りを纏ったホタテ貝。
ラディッシュも添えられています。
こちらは、「レタスのブレゼ」。
人参や玉ねぎもゴロゴロ入っていて彩り鮮やか。
「菊芋のロワイヤル」は、クリーミーさに驚かされました!
上にはトリュフのソースを合わせています。
ふっくらジューシーに仕上がった真牡蠣は、口に含むと旨みが溢れ出します。
周りの赤いソースは赤ビーツで、トップには熟成コンテチーズを合わせています。
次に登場する「ヴォル・オ・ヴァン」は、目の前で鶏肉のブイヨンのクリームソースが注がれます。
パイ生地の中には、リ・ド・ヴォー、鶏のムース、烏賊、シイタケなどが隠れていて、さまざまや食感や味わいを堪能できます。
トップには、手長海老(ラングスティーヌ)も!
パリパリの生地を崩して、濃厚なクリームソースと絡めていただくと、なんとも幸せな気分に!
「ミルクの中でポッシェしバターでローストしたヒラメ ジュ・ヴェール 生ハムのクリスティアン」は、牛乳の中でゆっくりと火入れしたヒラメの上に、エストラゴンやほうれん草を使用した緑色のペーストを乗せています。
周りにはアンディーブ(チコリ)やミニオゼイユ、ザクザクに仕上げた生ハムが散りばめられていて、見た目も食感もとても愉快な一皿。
そして、お待ちかねのポトフ!
映画の中ではトラディショナルなポトフを、特別コースではモダンフレンチ風にアレンジしており、ここでしか味わえない逸品です。
こちらも、目の前で仕上げるサービスがあります。
ジャガ芋とバターで仕上げたポトフのブイヨンが注がれていくのです!
お皿の中には、ポワロー(ポロネギ)や人参、根セロリ、ゴボウなど、冬野菜がたっぷり!
じゃがいもを使用したブイヨンはとろみがあり、他では体験したことのない味わいです。
お肉は、仔牛のすね肉、牛頬肉、鴨肉、牛骨髄が、じっくりと丁寧にやわらかく煮込まれています。
なんと7時間もかけているのだそう。
「ドダンのポトフ」は3皿構成で、「コンソメのジュレ ピュイ産緑レンズ豆と大根」や、トーストが添えられた「牛骨髄とパン・ド・カンパーニュ」も堪能しました。
そして、デザートの「ノルウェー風オムレツ」は、キルシュを使用した青い炎の演出が行われます!
蓋をした状態で目の前に運ばれ、オープンした途端、素敵な香りが漂います。
こちらはグリオットチェリーのアイスパフェで、真ん中にはバニラのアイスクリームが入っていました。
ラストには、フランスの伝統菓子であるカリソンをイメージした小菓子も!
ちなみに、ANAインターコンチネンタルホテル東京3階のホワイエでは、入場無料で映画「ポトフ 美食家と料理人」写真展を開催中!
トラン・アン・ユン監督と俳優たち、ピエール・ガニェール氏が映画作りに挑む姿のメイキング写真や場面写真を展示しています。
映画に登場する料理を「ピエール・ガニェール」ならではの表現にアレンジしたフルコースを体験してみたい方は、是非2月中に訪れてみて下さい!
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ANAインターコンチネンタルホテル東京では、ストロベリーアフタヌーンティーも開催中!
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